こんにちは!
今回は歯周病について簡単に説明をしていこうと思います。
歯周病はかつて歯槽膿漏と呼ばれてました。日本歯周病学会も1967年までは日本歯槽膿漏学会という名称でした。
歯周病に罹患すると歯を支える骨が痩せ細り、酷くなると歯が揺れてきて最悪抜けてしまう疾患です。
歯周病には一歩手前の状態があり、歯肉炎と呼ばれます。歯肉炎の時点ではまだ骨に影響はありません。
どちらも原因は菌によるものです。この菌は歯の表面に付いている歯垢(プラーク)にいます。
菌が歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)に入り込んで増殖すると、身体側の防御因子である白血球などが抵抗します。菌が骨に侵入すると大変な事になるので、骨も菌から避けるように吸収していきます。
こうして歯周病は進行していきます。
次回以降のブログでは治療法について説明していきます。