こんにちは！
前回は口腔機能低下症の検査方法についてお話ししました。今回はそれぞれの対策法についてご説明します。
口腔不潔
そのままですが、まずは歯ブラシで歯をきれいに保つのが１番です！その他、舌ブラシで舌表面をきれいにクリーニングすることも大切です。
口腔乾燥
当院では唾液の溜まる唾液腺へのマッサージを説明してます。この他、唾液の量は全身疾患やご服用中のお薬の影響を受けることもあるので、お医者さんへ対診して頂くこともあります。
咬合力低下
入れ歯を新しく作ったり、被せ物を被せたりします。一般的な歯の治療を行うことが多いです。
舌口唇運動機能低下
「あいうべ体操」などの運動訓練を行います。
低舌圧
舌圧トレーニング器具を用いた舌の訓練をします。
咀嚼機能低下
入れ歯、被せ物などの歯の治療や、舌の筋力訓練をします。
嚥下機能低下
お口周りの筋肉へのストレッチを説明します。場合によっては食べ物を刻み食にするなど、食形態の指導を行うこともあります。
以上が主な対策になります。
次回は当院が行っています、訪問診療についてお伝えします。
