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マグネシウムと歯の関係

こんにちは!

大倉山アルカディア歯科です。

今回は、マグネシウムと歯の関係についてお話ししていきたいと思います。

歯の健康にはさまざまな栄養素が関与していますが、その中でもマグネシウムはカルシウムやビタミンDとともに、歯や骨の形成と維持に不可欠なミネラルです。

 

マグネシウムの役割

マグネシウムは体内で300種類以上の酵素反応に関与しており、その中には骨や歯の健康に関連するものも含まれます。具体的には、以下のような役割があります。

 

・カルシウムの吸収と利用

マグネシウムは、カルシウムの吸収と利用を助ける働きがあります。マグネシウムが不足するとカルシウムの利用効率が低下し、歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

・歯のエナメル質の形成

マグネシウムは、歯のエナメル質の形成においても重要です。エナメル質は歯の表面を覆う硬い層であり、外部の刺激や酸から歯を保護する役割を果たします。マグネシウムが十分に供給されることでエナメル質が強化され、むし歯や酸蝕症のリスクが低減します。

・骨密度の維持

歯は骨の一部であり、骨密度の維持が歯の健康に直結しています。マグネシウムは骨の形成と再生に不可欠な成分であり、骨密度を高めることで歯をしっかりと支える土台を作ります。

 

マグネシウムを多く含む食品

マグネシウムを豊富に含む食品には、以下のようなものがあります。

・緑黄色野菜(ほうれん草やケールなど)
・ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツなど)
・種子類(かぼちゃの種、ひまわりの種、チアシードなど)
・全粒穀物(玄米、全粒小麦、オートミールなど)
・豆類(黒豆、レンズ豆、ひよこ豆など)

 

まとめ

マグネシウムは歯の健康に欠かせないミネラルであり、カルシウムの吸収やエナメル質の形成、骨密度の維持に重要な役割を果たします。日常の食事でマグネシウムを豊富に含む食品を取り入れ、歯の健康を保ちましょう。