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ビタミンDと歯の関係

こんにちは!

大倉山アルカディア歯科・矯正歯科です。

今回は、ビタミンDの役割や歯との関係についてお話ししていきたいと思います。

 

カルシウムは歯にとって重要な栄養素ですが、期待される効果を十分に発揮するためにはビタミンを摂取することも大切です。食品に含まれているビタミンは13種類あり、糖質や脂質、タンパク質の代謝を支えています。

 

ビタミンDの役割

ビタミンDもビタミンAと同じく脂溶性ビタミンです。ビタミンの中でも特にカルシウムとの関わりが大きく、カルシウムが腸管で吸収されるのを促進するとともに血液を介してカルシウムを骨まで届ける役割があります。また、歯や歯を支える骨を強くする働きや、歯の見た目そのものを美しくする働きもあります。

 

ビタミンDが不足するとどうなる?

ビタミンDが不足すると、腸管でのカルシウムの吸収率も低下することから低カルシウム血症を生じるおそれがあります。また、骨が軟化したり筋力が低下することもあります。また歯を支える骨の状態が悪化すると、歯周病のリスクが高まる可能性もあります。

 

ビタミンDを多く含む食品

ビタミンDは肉類、卵、きのこなどに含まれていますが、特に含有量が多いのが魚類です。イワシなどに多く含まれています。また、ビタミンDは食品から摂取することもできますが、日光によって体内で合成されます。実際に、しいたけは日光に当たることでビタミンDの含有量が増えることから、生のしいたけよりも干ししいたけのほうがビタミンD含有量が多いともいわれています。冬は紫外線量が少なくなるので、積極的にビタミンDを含む食品を摂取しましょう。

 

まとめ

ビタミンDを摂取して強い歯をつくり、むし歯や歯周病を予防しましょう。お口の中のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。