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日本人のカルシウム不足は歯に影響する?

こんにちは!

大倉山アルカディア歯科です。

今回は、カルシウムと歯の関係についてお話ししていきたいと思います。

 

カルシウムは人間の体に存在するミネラルの中でも最も多く、体重の1~2%に相当するとも言われています。主に歯と骨を構成する成分となる役割をもつほか、細胞の分裂・分化や筋肉の収縮、血液が固まる作用などに関与する栄養素です。

 

カルシウム、足りていますか?

カルシウムは私たちの身体にとって非常に大切な栄養素ですが、日本人はほぼ全ての年代でカルシウムが不足していることが研究により明らかになっています。カルシウムが不足すると、歯にも影響があるのでしょうか?

 

カルシウム不足が引き起こす歯への影響

・永久歯がもろくなる

歯とカルシウムの関係性において、特に永久歯がつくられる時期のカルシウムの存在は大切です。歯を構成する「象牙質」はその組成のほとんどがカルシウムであり、永久歯がつくられる子どもの時期にカルシウム不足にならないことが、丈夫な永久歯を育てるために必要です。

 

・歯の再石灰化が機能しづらくなる

むし歯を予防するためには、歯のエナメル質が再石灰化する働きが重要です。再石灰化には唾液中のカルシウムが重要な役割を果たしているため、日頃からカルシウムを摂取しておくようにしましょう。

 

・歯周病のリスクが高まる

歯周病は、歯ぐきなどの組織に炎症が起こり、症状が進行すると歯を支えている顎の骨までもが溶かされる病気です。慢性的にカルシウムが不足することで骨粗しょう症を引き起こし、それが顎の骨に影響を及ぼす可能性もあります。

 

まとめ

カルシウムが不足すると、直接的ではないものの歯に様々な影響を与えます。次回はカルシウムを効率よく摂る方法をご紹介します!